第50番札所東山 繁多寺
開基は行基で、孝謙天皇の勅願所として建立されたと伝えられる。 当時の寺名は光明寺で、それを弘法大師が訪れた折に、東山繁多寺と改名した。 この寺は、鎌倉時代に時宗を起こした一遍上人が修行した所とした有名である。 一遍は延応元年(1239)に生まれ、10歳で出家。そして念仏三昧になるため、 全てを捨て旅に出たのが35歳のときである。 上人がこの繁多寺で修行をしたのは、事歴が判明しない25歳頃ではないかと推測されている。 その後、一遍は空也を「先達」と仰ぎ、踊念仏を広めていったのである。 |