第51番札所熊野山 石手寺
神亀5年(728)の創建になり、もとは安養寺。 安養寺の名称が石手寺に変わった理由として、次のような言い伝えがある。 道後湯築城主河野息利に子が生まれた。息子というが、この子は 生後三年経っても左手が開かなかった。両親は悩んだ末に安楽寺の住職に加持を頼んだ。 祈祷によってやっと左手が開いたのだが、そのとき掌から小石が転がり落ちた。 石には「衛門三郎再来」の文字があった。遍路の元祖、衛門三郎の再来なのである。 そこで寺名を石手寺に改めたという。近くに道後温泉があるためか、観光客、湯治客の参詣が多い。 が、町中にありながら、見事なまでにかつての容姿を留めている。 |