第58番札所作礼山 仙遊寺
寺の開基は、天智天皇(在位668〜71)の勅願によって伊予の国主、 越智守興が建てたと伝えられる。本尊の千手観世音菩薩は天智天皇の守護仏で、 籠女が刻み、竜宮から届いたと言う言い伝えもある。 寺名は、阿坊仙人という僧侶が参籠し、40年間ここに住んでいたが、 養老2年(718)4月8日、仙人の遊ぶ姿が雲とともにかき消えてしまったという。 それ故に仙遊寺と名付けられた。山門から寺に至るまでの旧参道には、 弘法大師の加持水であったといわれる井戸があり、 ここで汲み上げられる水には霊水として諸病に効き目があったと伝える。 |