第75番札所五岳山 総本山善通寺
ここは弘法大師誕生の地だけあって、大師の人物に関する伝説に満ちた寺である。 大同元年(806)、留学先の唐から戻った大師は、 自家の先祖をまつるために氏寺を建立することを思い立つ。 それで、豪族だった父から荘田を貰い受け、この地に唐の8ヶ霊場の土砂を撒いたという。 建物は大師が恵果阿闍梨から密教の全てを伝授された、唐の青龍寺の伽藍を模し、 寺号は大師の父、P通」から取られている。 境内には、唐へ留学する前に大師がその水面に映る自分の顔を絵に描き母、 玉依御前に贈ったといわれる「御影の池」や、大師誕生のときに使ったという産湯の井戸がある。 |